疑問をまじめに考える

January 28, 2019

 

大阪府知事や大阪市長を務めた人物が「元素記号やサイン、コサイン、タンジェントなんてどこで使うの? 使ったためしがない」などと発言して物議をかもしました。この人のように、「こんな勉強、何のためにしているの? 社会に出ても使わないじゃない!」と言う生徒がたまにいます。そこで、今回はこの疑問をまじめに考えてみましょう。

 実は、「こんな勉強、何のためにしているの? 社会に出ても使わないじゃない!」の「勉強」の部分を「野球」「サッカー」「剣道」「ゲーム」などに変えても、疑問としては成り立ちますよね。プロ野球選手にでもならない限り、野球そのものが社会生活の役に立つ人はいないでしょう。では、部活で野球をやることは意味がないのでしょうか? いえいえ、投手の配球を予測したり、投手の動きを見て盗塁を試みたり、野手どうしで連係して相手の攻撃を封じたりと、いろいろと知恵もしぼりますし、チームワークも重要になります。そして、この「知恵をしぼる」「チームワークを大切にする」ことは、社会に出て仕事をするときにとても重要になります。

 「社会に出て仕事をするときに重要なこと」を学ぶ手段が、勉強だったり、部活だったり、ゲームだったりするわけです。問題を解くときによく考えたということ、英単語を暗記するときに集中して取り組んだということ、こういうことが社会に出て役に立つのです。ですから、勉強にも部活にもゲームにも、将来の自分のためになると考えて、全力で取り組むことが大切です。

 

 

 では、なぜ入試が迫ってくると、そんなに大切な部活を引退しなければならなくなったりゲームを禁止されたりするのでしょうか? その理由については次回の私の担当のときに書くことにしましょう。

 

 写真は「シャカシャカ」というパズルです。数字にしたがって黒い直角二等辺三角形を配置し、白い部分がすべて長方形になるようにします。知恵をしぼりますよ。

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